【北見・留辺蘂】ぶどうの木|サイフォンコーヒーと手作りごはん!本に囲まれた居心地の良い喫茶店

北見・留辺蘂のぶどうの木紹介記事アイキャッチ

JR留辺蘂駅から徒歩5分。サイフォンコーヒーと手作りごはん、そして本に囲まれた居心地の良い空間が広がる喫茶店「ぶどうの木」。

様々な本が並び、絵画展やコンサートなどの文化的なイベントも行われる、留辺蘂の情報発信スポットです。

ぶどうの木になる前は「パレ・フランセ」というパン屋でした。2023年4月の開店当初はパン販売が主体でしたが、2024年にパン職人さんが体調不良になり、現在の喫茶店スタイルに。店名の由来は、新約聖書のヨハネ15章5節に出てくる「ぶどうの木」から付けられた名前です。

ぶどうの木の内観
項目内容
営業時間10:00〜17:00(5月〜10月は18:00まで営業)
定休日毎週水・木曜日
アクセスJR留辺蘂駅から留辺蘂図書館方面へ徒歩5分。留辺蘂図書館から徒歩2分。
支払方法現金のみ
目次

ぶどうの木の5つの魅力

ぶどうの木の外観

ぶどうの木の魅力あふれた特色を5つ紹介していきます。

サイフォンで丁寧に落とす熱々のコーヒー

ぶどうの木のサイフォンコーヒー

温根湯のカフェ「ツーファイブ」さんで、サイフォン用にオリジナルブレンドされた豆を使用。新鮮な状態で提供するため、こまめに注文・焙煎しています。

サイフォンで落とすため沸騰直後のコーヒーが提供でき、熱々のコーヒーが好きなお客さまからは好評を得ています。

またサイフォンで落とすコーヒーは市内でも珍しいということもあり、動画を撮る方も多く、特に外国人客に喜ばれているそうです。

毎日変わる家庭的な千円の日替わり定食

ぶどうの木の日替わりランチ

毎日のように来店する方のため、日々違うものを作って用意しています。

「日々違うものを作ることについては苦よりも楽しさがある」と、店主の高橋さん。

1ヶ月に1回シチューやカレーライスにすることもありますが、基本的には魚料理が多いです。

漬物も含めて自家製の家庭的なメニュー。万人向けのやさしい味付けは、家庭料理に飢えている方に特にオススメです。

予約+常連さん+1〜2名分しか用意できないため、前日までの予約の方が確実に食べられるとのこと。また予約は1グループ6名までとなっています。

自然の恵みを活かしたケーキとドリンク

ぶどうの木の自然の恵みを活かしたケーキとドリンク

ぶどうの木で提供しているのは、道産小麦、全粒粉など素材にこだわった安心安全な手作りケーキ

店主のお友達の家で育った無農薬の梅をジャムにして果肉も加えている梅ジュース・梅スカッシュなど、素材の魅力を活かしたメニューが揃っています。

特に人気なのが、地元の原谷農園さんの人参をふんだんに使ったにんじんのジンジャーケーキ

添えられたクリームには甘く煮た生姜が乗っていて、素朴な優しさの中にピリッとした刺激がアクセントになった一品です。

店主イチオシのバナナとおからのケーキは、ほっこりしっとりとした食感にレーズンが効いています。

梅ジュースや梅スカッシュは見た目こそ素朴ですが、甘味と酸味のバランスが絶妙で、お子さまからご年配の方まで楽しめる味です。

道の駅おんねゆ温泉名物「きつね焼き」が食べられる

ぶどうの木のきつね焼き

元々留辺蘂のものを提供したいと考えていた店主の高橋さん。たまたま新聞で「きつね焼き」の記事を見た時に「これだ!」と思ったそうです。

きつね焼きを焼いているMyne(マイン)さんに直接交渉して、取り扱うようになりました。

冬期間はMyneさんが営業していないため、ぶどうの木さんで冷凍ストックしている分を提供しています(ストックが切れている間は品切れ)。

JR留辺蘂駅近くにあるため、旅行者がきつね焼きを食べにやってくることも。

他の喫茶店にはない「本」の世界

ぶどうの木の豊富な本

絵本や漫画から小説・哲学書・伝記・詩集・料理本・版画集まで、幅広い種類の本が並んでいます。

どちらかといえば軽く読むタイプではなく、じっくり読むタイプの本が多いように感じます。長居して読書することも可能です。

Touchy
子ども向けの本がとても多いため、読み聞かせに利用するのも良いでしょう。

不定期開催のイベントも楽しみのひとつ

ぶどうの木では月替わりで行われる展示イベントと、不定期で開催されるコンサートなどのイベントが開催されています。

絵画展

ぶどうの木のイベント、絵画展

最近ぶどうの木で多いのが展示系のイベントです。月替わりで絵画・イラスト・ジオラマなどの展示会が開催されています。

今はお店側で依頼するというよりは、イベントをやりたいと企画を持ち込んでくる人が多い他、イベンター繋がりで実現するイベントも多いといいます。

今回取材している時は、和アートイラストレーターのATSUMIさんが個展を行なっていました。

Touchy
会期中、依頼者本人や写真などのイラストをその場で描くイベントもあり、私も愛犬2匹の写真からポストカードサイズのイラストを描いてもらいました。

ATSUMIさんに聞く、ぶどうの木でのイベント

ATSUMIさん

このようなイベントがどのような経緯で実現するのか気になり、今回イベントを行なったATSUMIさんに、反響なども含めてお話を伺いました。

Touchy
どういった経緯でぶどうの木さんを知りましたか?
ATSUMIさん
去年知り合いがぶどうの木さんで写真展を行って、その知り合いの写真家から会場で似顔絵を描いてくれないかという依頼がありました。

結局その写真家さんからの依頼に留まらず、ぶどうの木さんでお客さまから依頼を受けてイラストを描くイベントに発展しました。

以前、置戸町のゆうゆで店主のお孫さんの似顔絵を描いたこともあったそうです。

そうした縁から何度かぶどうの木さんに通ううちに、自然な流れで今回のイラスト展が実現しました。

Touchy
(イベントの)反響はいかがでしたか?
ATSUMIさん
この店を知らない人から、お店の感想をいただくことが多かったです。またお店の常連さんが見てくれて、感想を寄せてくれているのが非常に嬉しかったです。店主の人柄によって多くの人に見ていただけて嬉しく感じました。
ATSUMIさん
ぶどうの木さんは定食が美味しいし、ゆっくり滞在出来る、まったりしてしまう場所。お客さまも大人でマナーの良い人ばかり。良心的で親切なため、安心して絵画も預けられます。
ATSUMIさん

ATSUMIさん:北見市在住の似顔絵師でありイラストレーター。「あなたの想い、描きます」をコンセプトにアナログ・デジタル、様々なアートを制作。今回は和アートをモチーフにしたイラスト展を開催。

過去にはコンサートや歌声喫茶も

地元のオカリナ奏者やギター奏者を迎えたコンサート、ギターとアコーディオンを使った歌声喫茶などの音楽イベントも開催されています。

また、また、過去に2回リース作り教室も行われました。

人づてで開催されることの多いイベントですが、お店側でも常に新聞を切り抜いて、興味のある人には積極的に声掛けしているとのこと。

2026年3月現在、店主が実現させたい企画は、地元出身の落語家を呼んでの落語会

道内出身の学生落語家の新聞の切り抜きをスクラップブックに貼り、店主は目を輝かせてその夢を熱く語っていました。

また、ぜひとも読書会をやってみたいと語っていました。

Touchy
私としても、ぜひ実現してほしい企画です。

こんな人にオススメ

ぶどうの木は以下のような方にオススメです。

留辺蘂を満喫したい方

「留辺蘂にいても楽しむ場所がない」と思っている方にこそ、ぶどうの木はオススメです。

ぶどうの木は情報発信・受信の場。お客さまもアンテナを張った方が多く、思わぬつながりが生まれるかもしれません。

気さくな店主の高橋さんを通じて輪が広がることもあり、実際に内気な私もぶどうの木を通じて、さまざまなクリエイターやミュージシャンと知り合うことができました。

Touchy
もちろん、ふらっと立ち寄るだけでも十分楽しめます。高橋さんや地元のお客さまとの会話から、ガイドブックには載っていない留辺蘂の魅力に出会えるはずです。

熱々のコーヒーを飲みたい方

サイフォンで落としたコーヒーは驚くほど熱々。「コーヒーは熱いうちに飲みたい」というこだわり派も満足できる一杯です。

ゆっくり本を読みたい方

ぶどうの木はゆったり過ごしたい方にもぴったりです。特に絵本や童話が多いため、子連れで楽しむにもちょうど良いでしょう。

大人向けの本も多数揃っています。流行りの漫画は少なめですが、小説や哲学書、詩集、版画集など、じっくり読みたくなる本が並んでおり、読書好きにはたまらないラインナップです。

ランチのお店を探している地元の方

地元民を中心にランチ利用されているお客さまが多く、地元に愛されているお店です。

日々変わる千円ランチは固定客がつくほどの人気メニュー。数に限りがあるため、確実に食べたい方はまず予約をおすすめします。

通ううちに、常連枠で用意してもらえるようになるかもしれませんね!

まとめ

ぶどうの木の愛猫
店長(本名ムッタ)。みんなから愛されている看板猫。もう一匹副店長もいるが、出てくるのはレアだという。

留辺蘂町のぶどうの木は、地元で愛されている喫茶店でした。

文化的な情報発信の場でもあり、交流の場でもあり、発表の場でもある。みんなが集い、時にお客さま同士のつながりが生まれる、留辺蘂の大事な社交場です。

店長(本名ムッタ)。みんなから愛されている看板猫。もう一匹副店長もいるが、出てくるのはレアだという。

これからもぶどうの木を中心に、留辺蘂で人の輪が広がっていくことでしょう。

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